Mokkunには蚊をよける力があるのか
博士博士~!
Mokkunは蚊を寄せ付けないって本当だか?
ウッディ気になる!!
やあウッディ。
それはとてもいい質問だね!
じゃあ実際にマウスと蚊を使って実験をしてみよう!
そんなわけで…
”蚊”が
寄ってこないか
実験してみた。
Mokkunに蚊の忌避効果はあるのかをほかの樹種と比較して調べる
実験装置に蚊とマウスを使い実際に実際してみる。
蚊が寄ってこなかった?!
「竹藪の中の一軒家でMokkunを施工したが、窓を全開にしていても蚊が一匹も入ってこなかったよ。外にはいっぱいいたのに。」あるとき、一緒に雑談をしていた職人さんからこんな話を聞いた。
もしかして、Mokkunには蚊を寄せ付けない力があるんじゃないの?その時は冗談半分でそんなことを言っていたが、その後ふつふつと湧き起こる探究心に耐えられなくなって、どうしてもそれをこの目で確かめたくなってきた。
実験してくれるところを探す
とは言ったものの、さてどうやってこんな実験をすればいいのだろう?実際に蚊を集めるにはどうしたらいいのか。水を張ってボウフラを発生させて、蚊を育成するか?
いろんなことを考えたが、そんなことよりもプロの手を借りたほうが確実なデータが取れるだろうということになった。まずはこういった動物?というより虫を使って何か実験をできるところがないのか、ホームページで検索してみた。そうしてみたところあったのである。それも会社から割と近い県内に。さっそく電話して話を聞いてみた。
「生きた蚊とマウスを使って実験できますよ」答えはあっという間に返ってきた。聞くところによると、そこは夏に備えて各種防虫剤のメーカーからの依頼されて動物(生物)を使った実験をしているとのこと。何とも頼もしい。すぐに実験の方法を相談して、仕様を決めた。
あとは基本的にお任せで、その結果はホームページにもデータとして載せているのだが、今回はせっかくなのでこの大がかりな実験の概要を記録として残しておこうと思い、このラボコーナーに載せることにした。
実験開始。
まずは専用の実験装置を準備した。かなりアナログではあるが、意外に使える装置だった。それが下記の図の通り。写真で表したものも紹介しておく。
この実験装置を少し紹介しておくと、向かって左側には壁三面に試験部室(ここではクロスやMokkun)を貼ったアクリルボックス、右にはただのアクリルボックスの中心に砂糖水を置いた装置を作り、左側の部屋に体中の毛を刈り取られた生きたままのマウスを天井から固定させる。右側のアクリルボックスには25匹の元気のよい蚊を放ち、24時間の経過観察をするという、ごくごく単純な仕掛けの装置である。
24時間後にマウスが何匹の蚊に刺されたかを計測することで、その忌避率をはじきだそうというものである。
蚊への効果は抜群。
吸血した蚊の数 | 滞留していた蚊の数 | ||||
A(壁・マウスあり) | B(砂糖水) | 合計 | Aケージ | Bケージ | |
クロスの壁 | 17 | 3 | 20 | 17 | 8 |
Mokkunヒノキ | 0 | 3 | 3 | 5 | 20 |
マウスが何匹の蚊に刺されたのかって?これはいったいどうやって調べるのか。それもごく簡単な方法で、ただ実験後に蚊をつぶして腹から血液が出たかどうかだけで判断している。
ここで注目してほしい。蚊が何回刺したのかではなく、何匹の蚊が吸血したのかということに。つまり、Mokkun(ヒノキパウダー)の場合、たった3匹の吸血に対してクロスの場合20匹が吸血したことになっているが、これはあくまでも20匹なのである。20回とは限らない。おそらくお目当ての物体が目の前で動かない状態でぶら下がっていたら、蚊は何度も刺しに行ったと予測される。
つまり実際のクロスとMokkunの忌避率の差はもっと果てしなく大きい可能性があるのである。ここは声を大にして言いたい。ぱっと見た試験結果からは全く分からない事実なのである。それほどまでにこの試験でのMokkunの力は強力なのだ。
夏に向けて是非使ってください!
後日、試験を行ったその会社のスタッフに話を聞いた。蚊の忌避試験をするということで、あえて実験室を夏と同じような環境にしておいたとのこと。室温を上げて、加湿器をたいてムシムシするような夏の室内を作り出したということである。
実験開始1時間前からそのような環境にしておき、実験担当者がその実験室に入るのだそうだが、その人は入った瞬間大変驚いたということ。部屋の中がMokkunのヒノキの香りで充満していたというのだ。「これは何かいい結果が出るに違いない」その方は瞬時にそう思ったということだ。
そうなのです。蚊が多く繁殖する夏場は私たちにとってもペットにとっても蚊の被害が絶えない季節です。アレルギー体質の方などは、刺された跡が大きくはれ上がって、跡が残るようなこともあり、大変危険な生物でもありますまた危険とまでは言わなくても夏の夜中部屋が暗い中で眠っている時の「ぷ~ん」というあの不快音、誰にでも経験があるのではないでしょうか。
みんなにあまりにも歓迎されない蚊なのですが、この蚊が多く繁殖する夏場というのは室温も高く、それだけでなく湿気が多いのです。この湿気の高さがポイントです。Mokkunは湿度が高くなると、水分を吸って通常よりもさらに木の香りを放ちます。この木の香りを蚊が嫌がっているだとしたら、まさにうってつけの防御策になります。
夏のあの不快感を軽減するためにも、Mokkunをお試しいただいてはいかがでしょうか。