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羽目板の部屋で計算してみた

モックンラボ 助手見習いロボット ウッディ

博士博士~!
木の香りを嗅ぐと作業効率が上がるって本当だか?
ウッディ気になる!!

モックンラボ MokkunLabの博士 Dr.もっくん

やあウッディ。
それはとてもいい質問だね!
じゃあ今回は各部屋で小学生の時にやったことのある百マス計算をして実験してみよう!

そんなわけで…
羽目板の部屋で
”百マス”
実験してみた。

実験棟のヒノキ(羽目板)・スギ(羽目板)とクロスの部屋でクレペリン検査を行った後アミラーゼ測定を行い、ストレスのかかり方を調査する

実験棟でクレペリン検査を行い、検査前・検査を半分行った時点・検査後にそれぞれアミラーゼ測定を行う

あの時実は、行っていた?!

 どんな実験を行うか内容を企画する際に参考にしたのは、実は2019年に行った森林浴ルームでの実験です。実は大半があの時行った実験の内容を、この羽目板とクロスの部屋でも行っています。
今回は、その時にもやっていた「百マス計算」を行いました。

「あれMokkunラボの森林浴ルームの記事で百マス計算の実験なんてあった?」と思われる方。
そうなんです。

なんと、前回森林浴ルームで実験を行ったにもかかわらず結果をMokkunラボに書けておらず…。
結果自体もどうだったのか3年前以上前のことで行った本人ほとんど覚えていないのですが、たしかあまり良くなかったはず…(だから気乗りがしなくて記事を書くのを忘れて3年過ぎちゃったというような感じです)

というわけで、今回メンバーも少し増えましたし、もう一度チャレンジしていきたいと思います!

考察。

今回の実験で行う百マス計算は一桁の足し算にしました。

正直みんな小学生のころに一度は繰り返しやったことがある百マス計算は、仮に時間がかかっても2.3分以内に終わってしまうことが考えられるため、タイピング実験やナンプレ実験よりも行う時間が短いし、部屋によって大きな影響は受けないのではないかというのが、実験をやる前に思っていた私の考察です。

さて、この考察から実際の結果はどうなるのか。

結果はこのようになりました。

結果はいかに?!

まずは、3人の平均のグラフを見ていきましょう。

縦軸がかかった秒数です。
平均、ヒノキの部屋93秒。スギ95秒。クロス101秒。
ヒノキとスギの差は大きくないですが、この二つの羽目板の部屋とクロスの部屋は少し差があります。

個人別も見ていきましょう。

Bさん、Cさんは同じようなグラフの形になりました。ダントツでクロスの部屋で時間がかかっております。

Aさんは、スギとクロスの部屋ではあまり差はないですが、ヒノキの部屋が格段と早いです。

CさんとBさんのグラフの傾向が似ていることから、実験前に思っていた、実験の行う時間が短すぎて部屋によって大きな影響を受けないのではないかという考察はもしかしたら少し違うかもしれないですね。

単純計算などをする場合は、クロスの部屋よりも木の香りがする部屋の方がいいのかもしれないという結果となりました。

これは時間もそこまでかからず、割と簡単にできるので、ぜひ体験してほしい実験の一つとなりました。
機会があったらぜひ体験してくださいね♪
(※2022年8月頃にイベントに参加予定!その際は森林浴ルームを持って行って来場者の方に一緒に実験行ってもらう予定です)