Mokkunを塗ったパネルで睡眠実験してみた

博士博士~!
Mokkunは眠れる森の塗り壁っていって
よく眠れるようになるって噂で聞いただ本当だか?
ウッディ気になる!!

やあウッディ。
それはとてもいい質問だね!
実験では良い結果が出ているんだけど、
せっかくだから、僕たちも実際に寝て実験をしてみよう!

そんなわけで…
Mokkunで
”睡眠”
実験してみた。
Mokkunの部屋とクロスの部屋で睡眠をとった際に変化があるかを測定できる時計をつけて調査する
ヒノキチップを塗った自立式のパネルを作成。睡眠時に顔の周りを囲うようにしてセットし、一週間時計を使って計測。通常の部屋と比べて差があるのか実験を行う
2024年度のMokkunのテーマは「睡眠」
とあるホテル企業様から引き合いがあり、最終的にはホテルの客室をお借りして睡眠実験を行わせて頂けることになったため2024年度の実験テーマは「睡眠」になりました。
最終目標が、ホテルを使わさせて頂くため、やはり事前実験は欠かせません。
そうなると、ここはやはりMokkunラボの出番!!
とうことで、社内でもその下準備として睡眠実験を行うことになりました。
とはいっても、睡眠となると業務時間外。もちろん家にMokkunが塗ってあるわけではないですし、仮に塗ってあったとしてもクロスとMokkunの比較実験を行うことはできません。
そこで考えたのが、移動できるパネルにMokkunを塗ることでした。
革新的!…という訳でもなく、実は以前少しだけそういう案が出て、大枠だけは作ってあったので、
今回はそれを有効活用して、実験することにしました!
まずは、塗りなおし。
以前制作したパネルはかなり前に塗ったMokkunだったため、まずははがす作業から。
水をかけるだけで簡単にはがれるのですが、真夏に作業を行ったということもあり、かなり体力勝負の作業でした。(熱すぎて写真撮るの忘れました…)

綺麗にはがし終えたら早々にMokkunを塗って、乾かしたら、実験道具は完成。
それがこちらです。
サイズ的には横1m×縦60cm×高さ50cmぐらいの大きさのものです。
筆者が塗ったので、塗りむらがあるのはご愛敬ということで…。
くらげのマークの時計を使って測定
睡眠実験というのですから、何らかの数値で質の良い睡眠がとれていると確かめたい!
今回は、東京都立大学の星先生にアドバイスを頂いて、ある時計を使って計測をしました。
それが先生曰く「クジラのマークの時計」。
実際の商品名はもっと違う名前でしたが、先生の通称名で実験が終わるまで「クジラのマークの時計」で名が通ってました。
こうして、過去の産物と星先生のアドバイスで準備が揃い、いよいよ実験STARTです!

まずはいつも通りの部屋で数値取り
まずは、通常通りの部屋でデータを取ります。
一週間寝てみた結果はこちら。

アプリ画面ではこのような形でみることができます。
睡眠時間の他に、血圧や心拍数も図れていますが、今回は睡眠時間のみをみていきます。


良い結果が出るはず…!の前に心配事が。
いよいよ、Mokkunパネルを使って睡眠実験。
一日目。ちょっとドキドキしながら寝てみましたが、起きて劇的に何か変わるような変化を体感で感じられるようなことは残念ながらなく(当たり前といえば当たり前ですね(笑))、一週間寝てみたら違うはず!
…と、三日目ぐらいを迎えてから。
もしかしたらあまりいい結果にならないかも…と焦りはじめました。
それもそのはず、筆者は睡眠障害などを覚えたことは一度もなく、一応20代で年齢的に睡眠に不満を持っていることもありません。
さらに若者らしからず朝方タイプのため、夜は9時に電池が切れて寝てしまうような生活を送っていたので、よく眠れない人ほど効果があるはずのMokkun、普段から快適に眠れてしまっている私が試したところで、実験的にいい結果になるのはなかなか難しいのです。
実験前に「快眠なのにきくのか?」と一瞬頭をよぎったことを今更ながら思い出しました。
そういえば、逆になにをしても夜9時には寝てしまうので、Mokkunとは逆の効果の眠くならない壁が欲しい!と社長に伝えたこともあったのに…(笑)
結果発表。
そんな気持ちのまま、迎えた一週間後のデータがこちらです。

ぱっとみて通常の部屋とMokkun設置時と大きく違うところは無いように見受けられます。
なんなら深い眠りにはいっている時間が減っている!と思ったのですが、深い眠りと浅い眠りのバランスを見ると一概に良くないとも言えない状況です。
ただ!!
ひとつだけ成果として間違いなく言えそう!と、思ったのは、
『睡眠時間の幅』です。
睡眠時間の平均は二つの表を比べても少しMokkunの方がよかったとしか言えません。
しかしその中身を日ごとに見てみると、通常通りの部屋では、短いときは5.4時間。長いときは9.5時間と日によって睡眠時間がバラバラです。
それに対してMokkunの方はその幅が落ち着いていて、短いときは6.9時間、長いときは8.2時間と落ち着きのある幅で毎日均一に睡眠時間がキープされています。


これには筆者も後から気づいてびっくり。
というのもデータを見てから気づきました!(笑)
普段から毎日睡眠時間を記帳していたわけではないので、なんとくなく毎日すっきり起きられる時間に起きてました。
そのため9時に寝て6時頃に目が覚める時もあれば、9時に寝て5時頃目覚める時もあるなと体感で思っていましたが、自分の認識としては、しっかりと9時6時で寝ているつもりだったからです。
このふり幅が均一になっているのは、良い成果が出ているといっても良さそうです!!
社内実験の事例的には1つしかないため、詳しい睡眠実験については今回ホテル客室での本格的な実験で分かることになるかと思います。
結果はこれからHPに掲載されていくと思いますので、ぜひそちらもご覧ください!